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活動日誌(ちば子ども発達センター)2018/09/14 fri
- はまのわの夏2018 ~水遊び編~
ぶりんぐあっぷちば子ども発達センターが
「はまのわ」で迎える2年目の夏!!
≪第一弾 水遊びバージョン≫
万能素材である“水”が、子どもたちの体や心にどう影響を与えたか。
7月よりスタートした水遊びが、確かな手ごたえとなり、気持ちのよさや楽しさを感じてやる気が増し、自信を重ねて、潜る、浮く、泳いでみる・・・という体験に至った様子です。
活動場面を切り取り、お知らせします♪
水遊びの『気持良さ』をどれだけ抵抗なく導入できるか、そのために、先生の指示を聞いて一緒に動く練習をたくさん重ねてきました。
各クラス、お友達と一緒にプールに向かうところから、望ましい行動を示し、伝え、誘導しました。
上手くできているところを褒めて、次のやる気へ。
水遊びが始まったころは、少ししり込みしていたお子さんも、2回3回と参加するうち、水遊びは『楽しいものだ』という経験を重ねながら、水に対する抵抗感が徐々に取り除かれていきました。
全介助で楽しませる→
楽しんでいることをほめる→
介助の手を少しずつ減らしながらできたことをほめる→
焦らず、少しずつ、必ず大人が子どもに手を添えながら、細かくステップを刻みました。
褒められたり認められたりする時間をたっぷりと経験した後は、意欲に満ちた力強い表情に変わっていきました。
『泳ぐ・潜る・浮く』という新たな感覚の出会い。
この他、
とにかく楽しもうよ!!と、絶えず心地よい刺激を作り続けた様子です。
水が顔にかかってしまったら・・・
「あ、かかっちゃったねーあはは!」
「かかっちゃったね。冷たいね〜!」
活動に、常に新鮮味を送り続ける為に、周辺環境はフルにつかいました。
コンクリートにおえかき♪
水遊びの後に設定されるおやつには、魅力的なメニューを取り揃えました。
遊びが切り上げづらい時にも、『次の楽しみ』が分かりやすく設定されることにより、スムースな切り替えを行うことができていたようです。
おやつの楽しみに誘われて、切り替えが上手になっていたことも、褒められていましたね!
好評だったピザは、自分でトッピングして、楽しくて、おいしくて。
この時に目を合わせながら共感しあえたやり取りが、おうちや幼稚園、いろいろな場面で増えていくといいね!
長い長い夏休みがはじまると思っていましたが、過ぎてみればあっという間でした。
子どもたちが見せる笑顔や新しい表情に出会うことのできる夏ならではの活動も また来年を楽しみに・・・
ドキドキを抱えたデリケートな子どもたちにとって、水にちょっと触れることでさえ、とても勇気のいることでした。
心地よさを感じてもらい楽しみを魅せていくこと。挑戦はスモールステップで実施してこまめに褒めること。
この支援の積み重ねで、『身長もぐんと伸びけど、心もぐんと強くなったよね』という子どもたちや、ニコニコ笑顔のお母さんが増えてくれたことを、何よりうれしく思います。
プールを全て片付け終えた職員室で、おや? イタイ・・・。
筋肉痛は、この夏の大きな勲章^^;!?と身体を労りながら
9月の支援をスタートしています!!【栗】