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活動日誌(おゆみ野)2016/12/15 thu
- 心地良さの探求
先日のタッチセラピーですが、数日経過して、たくさんのご感想を届けていただいています。
思わず目頭が熱くなる一文もいただきました
ご参加いただいたご家族の皆様、どうもありがとうございました。
その後、ご家庭での取り組みや、お子様のご様子はいかがでしょうか?
一例をご紹介…
過敏さを持っていて、動き回ることが多いH君
タッチセラピーの状況下でお母さんの傍らにちょこんと座り、背中を預けてリラックスしていました。
聞くところによると、「出来るときにお子さんに触ってあげる(マッサージ)時間を作って下さいね~」という管理者からの助言を忠実に、少しずつ少しずつ実行してくださっていたとか。
それが功を奏し、セラピーの場面ではお母さんからのタッチを楽しみに待つ姿勢が整っていたんですね。
いい癖付けができていたんですね。
嬉しい一幕でした
ぶりんぐあっぷで行っているタッチセラピーは、初期段階の体験的なものです。
講師である鶴田先生から、基本のタッチや手あそび歌に合わせたお子さんとの触れ合いについて、その必要性、手技手法、脳や体のはたらきとどうつながっているのか等を、実際にお子様に触れる体験をしながら、具体的に教えてもらいます。
ですが、なかなかゆっくりとお母さんにお勉強をさせてくれない、元気いっぱいの子ども達。
なので、セッションの後、ご家族向けにフィードバックの機会を設けています
ここでお受けするご質問の多くは、動き回るわが子に、どうやってやっていくのか・・・ということ。
発達の課題は、お子様一人ひとり違っていて、一概には言えないことですが、ひとつ確実なのは『最初から10を求めないこと』とお伝えしています。
触れるとき(お子さんが何かに没頭している時や、今大丈夫!な時)に、触れるところから少しずつ。スモールステップで刻んでいきましょう・・・
手つなぎやハグもタッチの一つ。
がんばった時のほめ方のポイントや具体例、こども心の整え方なども、ついでにお話ししました。
日々の実践の具体例もお話しできたので、本音を言えば、もっと多くの保護者様にお伝えしたかったかな、と今振り返っています。
人は誰でも、自分にとっての心地良さを探求し、行動パターンを決定することがあるのだろうと思います。
その子にとって心地良いこと、脳みそが喜ぶことができるといいな、
毎日こんなことを思っています。【恵】
“EPOちば” ぶりんぐあっぷ ホームページ URL→ http://www.bringup2013.org