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活動日誌(もりのみ)2016/09/05 mon

プールあそび 継続の力

この夏 約一ヵ月半。

晴れている日・・・毎日。

 

 

夏季保育期間として設定したプログラム。

みんながよりプール遊びに没頭できるように、先生たちが意図した感覚刺激を入力できるように、中庭環境、芝生も整え、おもちゃや小道具の質や量を調整しました。

 

スモールステップ!という言葉を普段以上に意識して、ほんの少しの水の量から、ゆっくりとスタートし、徐々に水量、プールの数、スライダーの種類や難易度も、変更してきました。

 

水を得た魚?のように、はじける笑顔で楽しむ子どもたちの傍らには、日焼けも、ずぶ濡れも気にせず、献身的に世話を焼く先生たちの姿・・・。

午前・午後、だいぶ身体をはりました。今回も。

 

 

【幼児教室 一例】

始まった当初は、中庭に出ることもできなかったお子様が、毎日の丁寧な支援の積み重ねを経て、最終日、先生の膝を借り、水の中でリラックスした表情を浮かべてくれました。

ほぼ全職員が関わり、時間をかけて、話し合いを重ねてここまでたどり着いたので、声には出しませんでしたが、全員心の中でガッツポーズ。

毎日その頑張りを見つめ、心や体の僅かな変化を察知しながら、フォローして下さったお母さんの力も絶大でした。

内的な世界を味わっていた段階から、様々な活動を通して、外側に向けて意思を発信してくれるようになった。このことを私たちはお母さんと一緒に喜び合うことができました。

本当に嬉しい瞬間でした。

 

 

 

【就学準備クラスの一例】

最終目標に、『水に顔をつける(3秒)』『水に浮いてみる』の2つを掲げました。最初にみんなに提案した時の、なんとも不安そうな反応と、『できなくても大丈夫、来年できるから』と励まされながら、結果できた時の満たされた表情がとても印象的でした。

 

不安を受け止めながら、今まで培ってきた信頼関係の中で、『あなたなら絶対大丈夫』という確信をもって接する事が、望ましい結果を生み出しました。

『この人に励まされたら、もしかしたら僕、できるのかもしれない…』と、うっすらとでも感じてくれたら、この設定を試してきた意味がより大きくなります。

来年も、こんな経験をしてくれるお子さんがたくさん増えることを期待しています。

 

 

着替えも上手にできるように練習しました。後始末も8月末にははなまる

 

 

 

子どもたちの達成感と同じだけ、先生たちも、やってよかった!と思えたこのプログラムは、今年の振り返りにもう少し時間をかけながら、来年度以降も、もりのみ幼児教室を中心にしたぶりんぐあっぷ全体の夏のメインとして、創っていきたいと思います。

 

保護者の皆様には、水着準備についてはだいぶ細かな事をお願いいたしました。最後まで、子ども達の為に、日々準備をしてくださり、ありがとうございました。

終えてみてのご感想も様々かと思いますので、送迎の際など、お気軽に担当職員まで伝えてくださるとありがたいです~

 

秋は、制作や個別的な関わりにより力を注いでいきます。

夏場に獲得した力を確認しながら、身体ほぐしなどからリスタートです★

 

 

 

 

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