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活動日誌(ちば子ども発達センター)2020/10/01 thu
- イマジネーション
ここのところの肌寒さに、季節が進んだことを実感させられています。
年中・年少(ほし組)の子どもたちの活動の中に、手の様々な使い方を養うことを目的に、9月は小麦粉粘土を使った制作活動を設定しました。
【粘土】
こねる、まとめる、つぶす、のす、ひっぱる、きる・・・など、様々な手や指の動きがこの活動の中に必要とされます。
子どもたちは各々、楽しく小麦粉粘土に向き合ってくれました。
『まとめる』『まるめる』という作業の動機づけの一環で、
おだんご ⇒ おつきみ ⇒ おつきさま
あるひとつ作業に向き合うことを、約一ヶ月、計画的に進めてきました。
少しでもイメージと結びつけることができたり、季節感を感じたり…
毎年、暑さやわらぐこの時期に、『おだんご』や『おつきさま』に加え、『すすき』といった植物がイメージできて、その景色や空気を『秋』のにおいとして認識してくれると、ちょっとうれしいな、と思います。
動機づけされるよう、環境を工夫して、楽しく取り組むことができるよう、かける言葉も選びながら、今月も試行錯誤の日々でした。
春、夏を経て、たくましくお友達や先生とやり取りしている姿がとても印象的な9月でした。
目的に向かって一緒に活動をしている“おともだち”との間では、「かして」「いいよ」「あとでね」「こっちもあるよ」「ありがとう」・・・などなど、人に関心を向けて、やり取りを重ねる、そんな毎日が増えています。
【恵】